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2006年8月 1日 (火)

国境の橋

バンコク某日。
おーい、水島。一緒に日本へ帰ろう。
やあだぴょん。


国境越えに興味があった。
タイはカンボジア・ラオス・ミャンマー・マレーシアと
国境を接している。
いったい全部でいくつの通過可能な国境があるかしらないが、
ぼくは今まで、何ヶ所かの国境を通過した。

メーソットとミャンマーのミャワディは、最初のひとつだった。
陸路で軍政の国に入る。
まだ、若かったぼくは、わくわくしていた。
陸路の国境越えなんて、シンガポール-ジョホールバルくらいしか
経験なかったし。

まず、その当時まだ飛んでいたタイ航空の国内線で
メーソットの空港に飛び、そっから、
タイ航空の乗り合い自動車に乗り、行きたいところを言う。

ぼくが、ボーダーっていったら、
ちゃんと国境の橋まで連れてってくれた。
思っていたよりずっと簡単についてしまって、かえってとまどった。

なんていうか、もっと、障害とか冒険とか、
その手のことが途中にあってもよさそうなものだったのに。
でも、ぼくは、まだあきらめていなかった。

なにせ、ミャンマーに陸路で入るのだ。
きっと、日常を超えたなにかが待ってるに違いない。
スーチーさんだって、ぼくのことをきっと密かに心配してるだろう。

タイを出国して、国境の橋をあるいていると、前を行くのは、
阪神タイガースの野球帽をかぶった日本人だった。
しかも、普段着っぽいし。

さよなら、ぼくの冒険。
おもいっきし、大阪のひっかけ橋の上といっしょやんか。
(2005年07月17日)

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